この記事は、こんな人におすすめです!
・犬の混合ワクチン接種を控えている飼い主さん
・多頭飼いをしていて、病院が心配な方
・多頭飼いで動物病院の通院に苦労している人
・六種混合ワクチンの具体的な内容や費用について知りたい人
我が家には柴犬のむさし(5歳、オス)と、ウェルシュコーギーの小次郎(2歳、オス)がいます。
むさしは感情豊かで喜びも怒りも表現が大げさ!
気分のいい時はイカ耳でニッコニコ♪
一方の小次郎は自分の興味のあることに全力で突っ走る悪ガキのような性格。
性格は真逆ですが、二人とも私たち夫婦にとって大切な家族です。
そして今年も年に一度必ず訪れる、六種混合ワクチンの注射にいってきました。
犬は病院を察知すると臨戦態勢になると聞きますが、我が家の二匹は違います。
この記事では、六種混合ワクチン接種当日の様子と、多頭飼いならではの車内ルール、そして二匹の性格の違いが巻き起こす騒動をリアルをレポートしていきます。
病院を怖がらない二匹!出発前のドタバタと夫婦の「座席指定ルール」
犬には「通院レーダー」があり、病院へ行く前になると臨戦態勢となり行きたがらない…と聞きます。
しかし、うちのむさしと小次郎は病院は全く怖がりません。
どちらかというとお出かけできるからとすごく喜んで車に飛び込んできます。
テンション上がりすぎて2匹で大喧嘩を始める始末…


「むさし小次郎ー、お出かけするよー!」
あんちゃんが車を出す準備を始めると、二匹は車に乗れると大喜び!

「車だ!早く乗せて乗せて!」

「キャンキャン!俺を忘れていくんじゃぁねぇぜ!」
病院が怖いという警戒心は微塵もなく、ただただ早く車に乗せてほしいと2匹
それぞれで可愛くキャンキャン騒ぎます。
出発前におしっこを済ませ、いよいよ車に乗り込むのですが2匹いっぺんに行ってしまうと取っ組み合いの大喧嘩が勃発します。
ここで我が家の魔法カード「座席指定ルール」を発動!
「このカードは臨戦体制むさしを前へ、遊びたくて仕方ない小次郎をクレート内へそれぞれ特殊召喚することができる」
いくぜ!俺のターン!
…
はい。(〃ω〃)
※世代なんです察してください
🚗我が家の特殊な車内ルールと二匹の事情
多頭飼いの私たち夫婦が、車内を平和に保つために決めたルールがこちら。
- 柴犬むさし(5歳):助手席が指定席。
- コーギー小次郎(2歳):後部座席で奥さんの横のクレート内。
このルールがあるのは、二匹をフリーにすると間違いなく大喧嘩になるからですw

むさし行くぞー、はよのれよー。

小次郎はクレートね。ごめんやけどおとなしくしててー。

しゃーないw小次郎をフリーにしたら車内が毛だらけの毛嵐になるんやから…。
小次郎はただでさえ換毛期関係なく毛がめちゃくちゃ抜けるので、車内清掃の手間を考えてクレートは必須です。
※それでも一回のったらこの有様ですw

さらに好奇心のリミッターがぶっ壊れてるので何でも噛みたがります。なので安全のためにもクレートは譲れません。
一方、むさしが助手席の理由は、あんちゃんが独身時代にむさしと二人で田舎暮らしをしていた頃からの習慣。
後ろに乗せても

なんで?僕は前やろ?
とばかりに前席に乗り出そうとするため、基本は彼の指定席となっています。
※運転中でもお構いなく乗り込んできますw
こうして平和なようでドタバタしながら愛車のウェイくんは動物病院へと向かいます。
※旅行の多いおけらファミリー
約3年で7万kmを超えました。愛車ウェイク。いつもありがとう!
動物病院到着!待合室での興奮

車で約10分。いつもの動物病院に到着です。
車内では走り出すとすぐ寝るむさしですが、病院の駐車場に車が止まった瞬間から興奮が始まります。

さぁいきまっかー、今日は注射だけだからすぐに終わるぞ、受付だけ先してくるわ

おっけーお願い、むさしからいくよね?落ち着かせるためにちょっと散歩させとくー
むさしは注射を怖がるというよりは、病院という慣れない環境と他の犬や人の匂いに対して興奮します。
待合室でもその勢いは止まらず、すれ違う人や犬すべてに好奇心で近づくのですが、スイッチが入ると


ワン!ワン!(誰やわれぃ、ガン飛ばすなゃ!)
と激しく吠えまくります。
飼い主として噛み付いたらどうしようかとヒヤヒヤなんで落ち着かせるのは必須です。
※飼い主が気にしすぎるのも、リードを通してワンちゃんに伝わってしまうのでそれも注意が必要です。
むさしが吠えると小次郎も外でキャンキャン!
小次郎は、むさしが吠えている理由は関係なく、声を聞いたら一緒になって吠えまくります。
※むさしと小次郎が一緒に待合室で待ってる時、むさしは他の犬や人に警戒心むき出し、小次郎は遊んだりなでてほしくてお尻ふりふり♪
この対照的な態度のおかげでいつも気が抜けません。
柴は柴らしく、コーギーはコーギーらしくて可愛いんですけどねw
診察室へ:六種混合注射の瞬間と真逆のリアクション
いよいよ診察室へ呼ばれました。
獣医さんの優しい声かけにも、むさしは「この人たち怪しい…!」とばかり怪訝な表情…
🐶むさしの場合(柴犬・5歳):抵抗と脅迫
むさしの場合、まず抱っこが嫌いです。
診察台に乗せるため

むさし抱っこすんでー
と足の間に手を入れようとした瞬間、むさしは全身に力を込めて

ウガァァ!
と抵抗を始めます。

むさし君、こんにちは〜。さぁ今年もちょっとがんばっちおっか!

ウゥヴゥゥ」(なんやお前…)

すみません、今回も僕が頭の方押さえます…!一思いにお願いします
首輪部分を持って獣医さんがさっと注射を打った瞬間、

「ゥン!!!」
という声が‼
注射は一瞬で終わったのですが、診察台から降りるときの抱っこでまた「ガウガウ!」(触んなぁぁ!)
それ以降獣医さんと目を合わせようとしませんでした。
接種したワクチンについて【6種混合ワクチン】

我が家で打った六種混合ワクチンは、
犬ジステンパー、犬アデノウイルス感染症、犬パルボウイルス感染症など、致死率の高い病気を含む6種類の感染症を予防するためのものです。
費用は病院によって異なりますが、一般的には5,000円~8,000円程度が目安となります。
接種後は1日安静で、体調変化がないか観察が欠かせません。
※私の行く病院では発行手数料込みで7000円でした。
むさしは小さい頃、最初の混合ワクチン注射でアレルギーが出てしまいすごくしんどい思いをしました。
それからは念の為予防の薬をいただいています。
またそれも別で記事にしたいと思います。
家に来たすぐで小さかったこともありすごく心配でたまりませんでした。
🐶小次郎の場合(コーギー・2歳)平和すぎて無反応w

続いて、奥さんに抱っこされた小次郎の番です。
小次郎は診察台でも、獣医さんに撫でられると嬉しそうにおしりフリフリ♪

小次郎も六種混合ワクチンお願いします

じゃあ、いくよ〜。…はい、おしまい!
小次郎は、注射されたことすら理解できていません。

「あれ?先生、もっと撫でてくれるんじゃないの?」
彼は(何されたか分かってない)状態で、平和そのもの。診察室は笑いに包まれ、さっきまで大騒ぎだったむさしの威厳は完全に失われていました。
今年も無事に六種混合ワクチン接種が完了しました。
帰りの車内では、むさしは助手席で疲れてふて寝。小次郎はクレートの中で注射の事なんてすっかり忘れてワンワン騒いで奥さんに怒られてます。
六種混合ワクチン接種完了と帰宅後の様子



今年も無事終わってよかったね!
てか小次郎のクレートの中、毛がすごいことになってるぞ…。

あれはもう諦めるしかないね。でもこれで今年も安心やね!
多頭飼いの日常は常にドタバタですが、それこそが醍醐味。
性格が真逆な二匹が、私たち夫婦の毎日に笑顔を運んでくれています。
💉六種混合ワクチン接種後の注意点(大切!)
以前のむさしがそうだったのですが、接種後は稀に体調を崩す子もいます。
・接種した日は激しい運動を避ける
散歩は軽めにし、激しい遊びは控える
・体調を観察する
発熱、食欲不振、嘔吐、下痢などの異常がないか
・アレルギー反応
顔の腫れ、じんましん、呼吸困難などのアレルギー反応が万が一出たら、すぐに病院へ連絡しましょう。
※むさしは顔の腫れと食欲不振、震えが出ていました。
幸い、今回はむさしも小次郎も接種後はいつも通り元気に過ごしています。
これで一年安心して元気いっぱいの毎日を送ってくれるでしょう!
あなたのお家のわんちゃんは、ワクチン接種の時どんな反応をしますか?
多頭飼いでの工夫や体験談など、ぜひコメントで教えてくださいね!



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